プレスリリース(2026.03.12)
設立6周年を迎えたFS協会、年次活動報告会を開催― ファクトリーサイエンティスト賞表彰と新たに「コミュニティリーダー」を発表 ―
--以下プレスリリースより抜粋--
一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会(以下、FS協会)は、2026年3月6日、設立6周年を迎えるにあたり、会員およびFS育成講座修了生などを対象とした「設立6周年・年次活動報告会」をオンラインで開催しました。
今回の年次活動報告会では、「生成AI時代こそ現場データ」をキーワードに、製造現場におけるデータ活用の重要性について共有されました。
当日は、代表理事の大坪正人による2025年度(第6期)の活動報告に加え、現場DXの実践者を称える「第4回ファクトリーサイエンティスト賞」の表彰式、受賞者によるスペシャルセッション、そして新たに始動する地域コミュニティ活動「FSコミュニティリーダー制度」の紹介・任命式などが行われました。
今年のテーマ 原点回帰にして最先端の指針「データの重要性」
今回の年次活動報告会では、「データの重要性」をテーマに掲げました。
生成AIの急速な普及により、誰もが高度な分析や問題解決を行える未来が語られるようになりました。一方で製造現場では、データ収集の重要性が指摘されながらも、実際の取り組みはまだ十分に進んでいないのが現状です。
例えば多くの現場では、
・データが紙の帳票の中に眠っている
・センサーは設置されているものの、解析に活用できる精度ではない
・社内ネットワークとIoTの取り組みの連携が難しい
・「何を解きたいか」以前に、現場で何が起きているかを可視化できていない
といった課題が存在します。
AIそのものは非常に強力なエンジンですが、その力を活かすためには「高品質な燃料=データ」が不可欠です。そしてそのデータは、現場での地道なIoTの積み重ねによってしか生まれません。データはあとからまとめて取得することができないため、早く取り組み始めることが将来の精度を高めることにつながります。
FS協会がこれまで提唱してきた「自ら作り、自らデータを取る」というファクトリーサイエンティストの精神は、AI活用の成否を分ける重要な考え方になりつつあります。
また、FS育成講座の受講者の間でも生成AIの活用が進み、最終発表事例には大きな進化が見られました。講座をきっかけに現場課題に取り組み、生成AIを活用することで解決への足掛かりをこれまでにないスピードで得るという新しい実践も生まれています。
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第4回ファクトリーサイエンティスト賞 表彰式
年次活動報告会では、製造現場でのデータ活用や人材育成を推進する企業・個人を表彰する「第4回ファクトリーサイエンティスト賞」の表彰式が行われました。
FS育成賞:多くの認定受講生を生み出した企業
株式会社三井ハイテック
FS実績賞:FSの理念に則り、多くの実践を進めていただいた企業・個人
株式会社マスナガ
FS貢献賞:FSの活動に多くの貢献を果たしていただいた企業・個人
大友 高行 氏
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「FSコミュニティリーダー制度」を新たに発表
今回の年次活動報告会では、地域におけるコミュニティ活動を推進する新たな取り組みとして「FSコミュニティリーダー制度」が紹介されました。
同制度は、全国各地域においてファクトリーサイエンティストの交流や学びの場を広げることを目的としたものです。
今回、以下の2名の方々がコミュニティリーダーとして任命されました。
近畿
飛永 勝也 氏(東邦インターナショナル株式会社 代表取締役社長)
九州・沖縄
森 弘国 氏(株式会社マスナガ 代表取締役社長)
以上