当会は、2022年10月6日に埼玉県宮代町の日本工業大学キャンパスにて、工業技術博物館ミュージアムツアーおよび交流会を開催しました。
本イベントは、ファクトリーサイエンティスト協会の会員同士の交流と、産学の交流の活性化を目的とし、また日本工業大学およびベッコフオートメーションのご協力を得て、コロナ下で誕生した当会としては初のリアルでの開催となりました。
当日は14名の方にご参加いただき、午前中は清水館長の解説ののち、工業技術博物館を豊富な知見に裏打ちされた丁寧な解説や運転実演をいただきながら観覧。
午後は大坪代表理事、川野理事による当会の活動報告と参加者の自己紹介を行ったのち、二ノ宮機械工学科学科長による日本工業大学基幹工学部機械工学科の解説・見学の機会をいただきました。
参加者は時に実務者の目で各種展示物を食い入るように眺め感嘆の声を挙げたり、先生方と専門的なやりとりを交わしたり。また、午後の機械実工学教育センターと研究室の見学では、「(恵まれた環境で)学生がうらやましい」「(卒業生と)一緒に働いてみたい」との声も上がっていました。
日本のものづくりの今を支える仲間とともに、日本のものづくりの歴史、先人たちの努力を踏まえ、「日本のものづくりの夢を、若者につなぐ」気持ちを新たにした、充実した一日でした。
このような貴重な機会を下さった日本工業大学の皆様、そして遠方からの参加を含めご参集くださった皆様、ありがとうございました。
当会では、またこのようなイベントを各地で開催できればと思っております。「ぜひ我が校へ、我社で開催してほしい」という受け入れ表明や、「FSのメンバーとこんな場所、こんなイベントを開催してほしい」といったリクエストも、お待ちしております。